鍼灸師とは?
ツボについての知識や東洋医学のスペシャリスト!
今回は、「鍼灸師」について解説していきます!
~目次~
- 鍼灸師になる為には
- 鍼灸師が勉強すること
- 鍼灸師の働き場所
- 鍼やお灸の良さとは
➀鍼灸師になる為には
鍼灸師は国家資格です。そのため、専門学校や大学などで3年以上の勉強をした後、国家試験に合格する必要があります。
実は、「鍼師」「灸師」はそれぞれ独立した別の資格の為、両方の受験が必要になります。
②鍼灸師が勉強すること
主に勉強することは、
・東洋医学について
・いわゆる「ツボ」。経絡について
・鍼やお灸の技術について
です。
▶東洋医学について
東洋医学とは、中国から発展した、指圧や漢方、鍼灸などの治療のことを指し2000年ほどの歴史があります。体の不調を内側から根本的に治す為のアプローチを、鍼灸やあん摩、漢方といった方法で行います。また、病気を未然に防ぐため、日頃から疲れを溜めず抵抗力をつけておくというのも、東洋医学の考え方です。
気の流れや体質について、東洋医学の視点から学びます。
▶「ツボ」や経絡について
「ツボ」は正式には、経穴(けいけつ)といいます。経絡(けいらく)は、東洋医学では「気(エネルギーのようなもの)」の通り道であるとされています。
カラダを動かすためのエネルギーである「気」は、その通り道である経絡を通りカラダを循環しています。気の流れが滞ってしまった際、「経穴(ツボ)」の刺激によって、気の乱れを元に戻す治療を行います。
▶鍼やお灸の技術について
鍼灸でよく使われる「鍼」は、太さ0.14~0.34㎜の太さと非常に細いです。そのため、刺した際の皮膚へのダメージが少なく、痛みもほとんどありません。
「お灸」は火をつけたことによる温熱の刺激によって効果を発揮します。お灸の原料にはヨモギの葉の裏にある線維が使われていて、種類によって熱さが変化します。
鍼やお灸を使って、ツボや筋肉などを刺激して治療を行います。
③鍼灸師の働く場所
・鍼灸治療院
・接骨院
・病院
・スポーツ現場
等があります。
④鍼やお灸の良さとは
鍼やお灸は、カラダの深くまで刺激を入れる事が出来ます。刺激と言っても、大小様々なものがあり、個人に合わせて調整が可能です。マッサージでは取りづらい、深層の筋肉のハリにもアプローチが可能です。
また、最近では「美容鍼」と言って、肌をきれいにしたり、しわを薄くしたり、美容の為の鍼灸を行う治療院やサロンが増えてきています。
◇おわりに◇
いかがでしたか?
カラダに不調のある方は、一度、鍼やお灸を試してみてもいいかもしれません。
私も鍼治療や美容鍼を受けたことがありますが、ほとんど痛みは有りませんでした。
やってもらった後もとてもスッキリすると思います♪
0コメント